高崎ちかごろニュース「第21回 箕輪城まつり」2023.10.29
10月最後の日曜日、毎週、続いた高崎の歴史まつりラッシュの締めくくりは、「今、蘇る戦国合戦絵巻」と題して、長野業正が没し(永禄4年)、上州侵攻の好機とみた武田信玄が箕輪城を2万の大軍で攻めるというストーリー、対して守るは業正の子、長野業盛。さぁ、どうなる。 9:30~ 箕輪支所で出陣式が行われ、そこをスタートして武者行列が、四谷→鍛治町→本町→矢原宿→箕輪小→内宿→虎韜門(ことうもん)→鍛冶曲輪→三の丸→二の丸→本丸と進みました。 同時進行で、本丸ではアトラクションが行われ、鉢形城から援軍として駆け付けた。鉄砲衆の演舞に観客も沸きました。 13:30~は開会式が行われ、井伊直政に扮した、高崎市長が登場。 全部で20団体、250人の武者が勢ぞろい、鉢形城がある寄居町の町長の挨拶もありました。 鉢形城と箕輪城はどちらも日本100名城に数えられ、北条氏邦の時代は、どちらもその所領という関係性があります。 岩櫃城の合戦から攻防戦が始まり、真田信綱と羽尾幸全の一騎打ちといったストーリーが講談師の神田山緑さんの語りで、壮大に繰り広げられ、まさに、戦国絵巻の真っただ中にタイムスリップ。柳生新陰流の開祖である上泉秀綱の夜襲が成功して、長野軍が勝利という流れで、万々歳というお話しでした。