高崎ちかごろニュース「新町 ひなまつり」2024.2.11


新町まちづくり塾が主宰する、 第18回「新町ひなまつり」が2/4~3/3開催中。


地元の商店街でひな人形を飾ったことがきっかけとなって、現在は、公共施設や、飲食店、商店など、44か所といった規模で、ひな人形が飾られて、とても賑やかなお祭りです。

メイン会場となっているのが「明治天皇新町行在所」ここは、1878年(明治11)年8月~11月にかけて、明治天皇が北陸・東海地域のご巡幸を行った際、その途中の新町に宿泊するため初代県知事であった、楫取素彦の指示で建てられた建物です。当時は、木造瓦葺き平屋の母屋と付属家の2棟で、周囲を高さ9尺の板塀で囲んで、庭には若松が植えられていたそうです。この隣では、期間中の毎週日曜日にはバザーが14:00まで開催されているはずだったのですが、13:30時点で、テントを片付けてしまっていました。また、御行所の周囲のガラス戸もつけ始めていました。


すぐ、先にある於菊(おきく)稲荷神社にも行ってみました。「むかし、新町にはお菊という美しい娘がおりました・・・」と始まるように、宝暦年間(1751年頃)心優しいお菊さんが地元の人に好かれて、この地の信仰を集めていたという伝説です。

https://okiku-inari.jimdofree.com/




ここには、享保雛という、高さ1mを超える大きなお雛様が飾られています。

白狐社には、奉納されたお稲荷さんがいっぱい。

狩野美信の「遊女参詣図」、石川梅英の武者絵図といった絵馬や、水屋の彫刻が文化財となっていて、社務所にはに御朱印を直書きしてもらう人がひっきりなしに来て、並んでいました。御朱印は期間によって、種類が違うようで、1/15からは干支の「辰」と「白狐社」になっています。

マップを見ながら、町中を歩くと、店先におひなさまがいたるところに飾ってあることに気づきます。


たいこ焼きの「とみや」さんの店内にもおひな様が飾ってありました。姪っ子の雛飾りだそうです。あずき、うぐいす、クリームの3種が定番で、2月はチョコレートの限定もあります。10分くらいで焼き立てが食べられるのですが、5個入りの箱を6箱といった具合に皆さん買っていくので、おじさん、おばさんは大忙し、やきたてのあずきを店先で食べて帰りました。





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