高崎ぶらっと自転車旅「高崎名物オランダコロッケ 絶メシリストのNo.41 平井精肉店」2023.5.5

 


5/13の公募ツアーを前に、この「高崎名物 オランダコロッケ」の調査に大橋町の平井精肉店さんへ鼻高展望花の丘から直行。

重さを言って、量り売りしてくれる昔ながらのお肉屋さんで、夕方、夕食の材料を買いに、ひっきりなしに主婦が来店。すき焼き用ってことで、すごい赤身のきれいなお肉をどんと1Kgも買ってるのには興味津々。ここは赤城牛にもこだわりの自信があるので、きっとそれでしょう。3代目の店主が、手早く、すき焼き用にスライスしており、紙の袋に包んで、お客様へ提供する姿に感動。だって、最近はスーパーのみの利用で、パックに入ったのしか買ったことがないもので・・・


だいたい、なんで高崎名物で、それが、コロッケで、オランダってどういうことですか?と誰しもが思うところで、調べてみました。

1個138円(税抜き)

通常、コロッケって小判状の平らなものをイメージしますが、俵状なのがオランダコロッケのようです。2000年が高崎市の市政100周年でそのタイミングが、日蘭国交400年だったそうで、高崎市で「オランダ王室展」が開かれました。この時、市の担当者から精肉店組合に依頼があって、それが「オランダと言ったら酪農国なので、チーズを使ったコロッケを販売してほしい」という内容だったそうです。当然、これだけの依頼で、新商品が作れるわけでもなく、店主は、市の担当者により具体的な情報をFAXで求めたところ、オランダにはコロッケの元になった「クロケット」(発祥はフランス、オランダ経由で日本に伝わったとの説)というのが、自販機で気軽に購入できて、よく食べられているとの回答とともに本か雑誌のレシピもヒントとして調べて出してくれました。

クロケットとは、バターと小麦粉、牛乳を使ったベシャメルソースをベースに肉や魚、キノコや野菜といった具材を加えたものが入っており、ジャガイモベースのコロッケとは少し異なるようです。これらの情報をもとに半年がかりでできた、オランダコロッケが口コミで大人気となり、2010年のサッカーW杯のオランダ戦では、ゲン担ぎでオランダコロッケを食べようとお客様が殺到し、1日に2000個も売れました。また、コロッケ協会主催のコロッケグランプリの第一回(2013年)と第二回(2014年)のバラエティ部門では金賞を受賞しました。


さて、家に帰って、実食、中にはベーコン、パセリなどなど、ナチュラルチーズは数種類とのこと、クリーミーさはあったものの、熱々ではなかったため、お店の写真のようにチーズがとろりと伸びることはなく、絶対、お店で食べるのが一番ですね。



その他、オランダコロッケを提供しているお店→高崎食肉事業協同組合のHP

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