高崎ぶらっと自転車旅「群馬三大梅林 箕郷梅林 みさと梅まつり」2023.3.5


 2月26日から3月下旬まで、みさと梅公園(蟹沢会場)と善地梅林広場(善地会場)の2会場で始まった「みさと梅まつり」まだまだ、三分咲きで満開までは程遠いものの、天気が良く、昨日ほどの風もなかったので、新島学園に行ったそのあと、自転車で行ってみました。(見ごろは来週末?)


⑥梅の里大橋からみた榛名山


300万ヘクタールの敷地に、10万本というから、満開になると、きっと、艶やかなピンク、赤、白に山が染まるんでしょうね。写真スポットも6カ所。善地会場は高崎市を一望できるパノラマも特徴になっています。


梅栽培の由来が、みさと梅公園の入り口に書いてありました。
明治初期、地域の「しばうめ」を農家が自家用として栽培していたことから始まるそうです。明治二十年~三十年頃には、「紅養老」と思われる木を200~300本ほど植えており、大正十年頃になると、永井忠三郎氏が梅が収益性に注目して、栽培技術の向上を目指すとともに、桑畑の桑を抜いて、「白加賀」を一面に植えて、商業化を目指したというお話しです。

梅公園には「子育ての白梅」と呼ばれる老木があります。大昔、榛名山の噴火で野梅の種子が噴石とともに、この地に落下して、地区の住民に大切に育てられ、その子孫のうちの1本がこの老木で、木の幹には観音様が子供を抱いた姿が現れたということで、子孫繁栄、幸福をもたらすご神木として崇拝されているそうです。


梅の木の足元には黄色い可憐な福寿草が咲き始めていました。(別名:元日草)なので、2月から咲く(旧暦ってこと?)らしいのですが、少し太陽がかげると、花を閉じて、寒さに耐えるんだそうです。見た目は可愛いが根と茎には毒があり、嘔吐、呼吸困難になり、命にも別状があるみたいです。
養蜂の箱がずらり、ミツバチたちが、飛び回って、その羽音がかすかに聞こえていました。


蝋梅(ロウバイ)もまだ咲いていました。

河津桜と紅梅のアーチ
   河津桜は日本固有種のオオシマザクラ とカンヒザクラ の自然交配種



この花はなんだ?ってことで、Googleレンズで調べてみると、カラムラサキツツジとか、 ゲンカイカラツヅジって出てくる。どうも、中国東北部に自生するもので、日本で見られる場合は、栽培しているものに限られるということだそうです。








コメント

このブログの人気の投稿

2024年1月27日(土) 高崎最古の将軍塚古墳と慈眼寺周辺を巡る(会員研修)晴れ

2024年5月19日(日)天気:曇り 「石碑の路を巡る」の会員研修

高崎ぶらっと自転車旅「夕暮れの榛名湖」2024.5.4