高崎ちかごろニュース「良縁の赤い糸祈願祭」2023.3.11

白衣観音と言えば女性の姿をしているものの性別はないのに、カップルで参拝すると、観音様の嫉妬を買って、別れることになるとの都市伝説が昔からあるそうです。この噂を払拭するべく、中国の北宋時代の「太平広記」の中に「定婚店」というお話(ある男が、冥界からやってきた老人に会い、現世の男女の足首に決して切れない赤い縄を結んでいくと告げられて・・・)にちなんで「赤い糸祈願祭」2月14~3月14まで行われます。白衣観音像の指から赤い糸を垂らして、その糸で指を絡めたカップルの恋愛成就、恋人募集などを祈るイベントです。NPO法人の高崎ネットワークが主催し、3/5(日)には「世界中に愛を叫ぶコンテスト」が開かれました。参加者には観音様になっていただくのですがこのド派手なメイクは仏像をモチーフにしたアーティスト活動をされているTETTAさんが指導しているそうです。


香炉の屋根からは赤い糸がおろされており、「小指にからめてお参りください」
と書かれています。

香炉の屋根からは観音様の指→腹部への窓という流れで一度、胎内つながります。
この時は、タイから?のお坊さんたちが参拝されていました。

このあと、背中の窓から、糸はおろされ、背後にある「光音堂」と呼ばれる、六角堂の屋根につながります。この「光音堂」昭和54年11月 設計は高崎市在住の大畑俊夫氏。観音様の光背の日輪をイメージして造られました。本尊は聖観音菩薩坐像で、別名「一願観音」といい、一つだけ願い事をかなえてくださり、その中でも良縁・恋愛成就にご利益があるとなっていることから、この赤い糸がつながれているのだと思います。

実は、この赤い糸?、よく見ると、今までの糸?、ひも?ではなく、電飾になっていました。ということは、夜も面白いのかもしれません。
撮影スポットも電飾になっているので、夜間の参拝もありなんでしょうね。





 

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