黄檗宗(おうばくしゅう)少林山 達磨寺。この本堂である霊符堂には 北辰鎮宅霊符尊(ほくしんちんたくれいふそん)が祀られています。この本尊は北斗七星、北極星を神格化したもので、この本尊が降臨する吉日として、毎年1月7日の夜中の2時に七草大祭として1月6日から夜通し、星祭りが行われます。 行事がないときは本堂裏の駐車場まで車で行けますが、今日は皆、下の駐車場から本堂までの153段を休みながら登っていました。 本堂では法要が行われて、読経が静かに流れていました。 境内ではだるま市が開かれています。これは200年前の天明の飢饉のおり、だるま作りをこのお寺の9代目、東嶽和尚が住民に伝えたころから続く伝統ある市です。 といっても、時代が変われば、だるまも変わる。ピッカピカの黄金に輝くものもあります。 時代がかわるといえば、案内板があらたにできて、お寺の紹介をタッチパネルで選びながら、見ることができます。 本堂裏の駐車場というと、約30台のキッチンカーが勢ぞろい、お祭りといえば、やはり、この賑わいですね。でも、なぜだか、たこ焼きっていうより、エスニックや韓国料理が目立つような・・・・・ 購入しただるまは、ここで願い事と一緒に開眼祈祷をしてもらって、魂を入れてもらいます。また、願い事がかなっただるまは本堂の前面に奉納されています。