高崎ぶらっと自転車旅「山名八幡宮」2022.11.5

 


秋の気配も感じられる今日この頃、10月のお祭り三昧もひと段落、今月は、紅葉スポットを探しに自電車でぶらっとしてみたいと思います。まずは、山名八幡宮で、高崎駅から6Km程度と手ごろな距離になります。


参道にある第一駐車場の入口には「太刀割石」があり、それは、慶長5年(1600年) まさに、井伊直政が高崎藩主の時代、これに許しを得た、馬庭念流の中興の祖となる樋口定次が、天真流の村上天流との他流試合に先立ち、この地で神助を祈るさなかに、この石を枇杷(びわ)の木剣で割ったと伝わるものです。今年の高崎学検定の問21は樋口定次の馬庭念流が出題されていましたが、この剣技って、「自衛の剣」ってところが答えられませんでした。だいたい、「農民や町民に普及した」とあるので、なんとなく答えられそうなのに・・・・反省。


この神社は、参道を横切るように上信電鉄が走っていて、度々、変わったデコレーションの車両が走っていくので、見ているだけでもとても楽しめます。


鳥居をくぐるって右手には、西を向いた神馬像があります。こちらは、西国に勢力を誇り、応仁の乱で細川勝元と争った、山名宗全、その全国の山名氏の末裔は現在も関西を中心に約1万人いるんだそうで、その総氏社として、ここに奉納されました。


山名八幡宮は、平安時代後期(1175~1177年)源氏の一族、新田義重の子、新田(山名)義範が、大分県の宇佐八幡宮より勧請され創建されたと伝わる歴史ある神社です。




本殿、幣殿(へいでん、献上物を授受する建物)、拝殿からなる権現造(ごんげんづくり)で、本殿と幣殿は十八世紀中期に一体で建てられ、拝殿はのちの建物になります。また、彫刻は群馬を代表する近世の彫物師である関口文次郎による、125年前のもので、6種類の神獣が彫られ、関東のお宮ではここだけだそうです。この極彩色は日光の小西美術工芸が1年もの時間をかけて平成三年に完成させたもので、やはり、印象としては、日光東照宮のイメージが重なるのは当然ですね。


ここも、まさに今年の高崎学検定の問9そのまんま。山名八幡宮の祭神に息長足比売命(おきながたらしひめのみこと)=神功皇后と品陀和気命(ほんだわけのみこと)=応神天皇が祀られているのですが、三韓遠征の折、神功皇后が
高麗国から献上された獅子頭を、幼子の応神天皇に与えたところ、思いやりのある元気な子供に成長したという神話から、裏神様として祀られており、「疳の虫」「厄」を喰い切るとされます。ほんと、ここで2点落としているので、痛恨の勉強不足ってやつですね。


やっと、本題の紅葉ですが、えっこれだけという空振り状態。

じゃあ、花より団子ではないですが・・・・・


境内のパン屋「ピッコリ―ノ」さんへ、ここは、1979年東京での創業。天然酵母と国産小麦、少量の岩塩と水という、小麦本来の風味を大事にしていることから小麦の生産地としてのこの地に移転してきたそうです。また、「毎日の食卓に寄り添う」というコンセプトは「日常的に人が集まる神社」を目指す、山名八幡宮にもぴったり。パンも素朴ながらに、噛むほどに深まる小麦の味に、日頃食べているパンとは違った楽しみができ、とてもよかったです。



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