高崎ちかごろニュース「みのわの里のきつねの嫁入り」2022.10.2

 


きつねの嫁入りといえば、日が照っているのに小雨が降ることを指しますが、本日は日照りの暑い日でそれっぽくはありませんでしたが、コロナ渦で3年ぶりの「みのわの里のきつねの嫁入り」となりました。

この行事、もともと、公民館活動でやっていた着物の着付け教室に所縁があるそうで、せっかくの着付けの技術を何かに活かせないかと、昭和30年頃まで儀式として行われた嫁入り行列を再現し、2002年3月からイベントへの出前的な参加から始まったんだそうです。今日も、出発前のお待ち女房の方々に、おそらく先生であろう年配の方が、帯の仕方を丁寧に直す場面が見られました。


そして、2002年11月がきつねのメイクを施した、第一回目の「きつねの嫁入り」が始まりました。この「きつね」の発想は箕輪城の狐の伝説に由来があるとのこと、

「長野業政の時代、武田信玄に攻められたおり、箕輪城の稲荷曲輪に住んでいた狐が霧を立ち込めさせて、敵を撃退した」とか逆に、「廃墟になったあとの稲荷曲輪に住み着いた、狐が夜な夜な城下町にでてきた」といったものだそうです。

で、今回は、20年近くになる歴史の中で、初めて、39歳以下の”キツネの誓い”で挙式をしたいカップルを7月末にて公募。一応、特設ステージで神主さんつきの神前式で、費用は1万円とのこと。結果、決まったのが松本さんご夫妻。


花嫁さんは大振り袖の着物に角隠し、顔はきつねのメイクでかわいらしく、花婿さんは羽織はかま姿に赤いてぬぐいを被っての凛々しい姿。に御付きの人が持つ、赤い唐傘が雲一つない青空に映えます。

行列は午前11時に箕郷支所を出発。ふれあい公園までの1キロ近くを1時間ほどかけて練り歩きました。



ここで今回は、引き返しましたが、
12:30~ 結婚式
13:30~ 子供たちの花嫁行列のスタート
     アコーディオン、ダンススタジオのパフォーマンス、
14:25~ きつね姫コンテスト
     南京玉すだれ、チアリーディング、柳生新陰流の演舞
     群馬ジュニアオーケストラ、高経大の吹奏楽部やアカペラGleeClub
17:20~ 白川河川敷~ふれあい公園 輿入れ行列
18:00~ 箕輪城を舞台にした創作野外劇
と盛りだくさん。おまけに、記念品として油揚げが配布されるんですね。
来年は午後から行ってみようかと思います。



コメント

このブログの人気の投稿

2024年4月14日(日)天気:晴れ 「高崎城下の寺社を巡る」の会員研修

「初詣スポット無料巡回バス(東回り編)」2025.1.2

2024年9月14日(日)天気:晴れ 「箕輪城下をめぐる(直政時代の町名をたどる)」の会員研修