高崎ちかごろニュース「Headphone Barでゆっくりしてみました。」2022.08.13
「TAGO STADIO TAKASAKI」のスタジオプロデューサーを務める、多胡邦夫さんによる「Headphone Bar」が8月8日 あらまちのラジオ高崎のすぐそば、昔、紳士服の㈱かなやの店舗だったところにオープンとなったので行ってみることに、その前に・・・
8月27日の万灯会を前に、8月の毎週土曜日夕方からは灯篭の奉納と、19時から護摩供養があるのではとおもって、慈眼院に行ってみたのですが、すでに片付けられて、人ひとりもいない状態。
奉納されていた灯篭が左側に積みあがっており、扉は閉まっていました。
白衣観音も夜間拝観をやっている様子はなし。
観音山駐車場にいって、遠目ですが、前橋花火大会を眺めました。今年は第66回で、市政施行130周年の記念となっていて、台風の影響からか、プログラムの順番が変更。冒頭は、前橋出身でアニメ「攻殻機動隊」の草薙素子の役で有名な声優 田中敦子さんのナレーションを演出につかった「めぶく」という仕掛け花火の数々。ワンセグ携帯で群馬テレビを見ながら、演出含めてとても楽しめました。家族は、イオン高崎の屋上駐車場から見ていたようで、そちらの動画を見せてもらったら、そっちの方が、迫力があったので、次回からはそちらですね。
Barにやってきたときは、3組の男女カップルのお客さんがいて、皆さん、ヘッドホンをかけていました。
中は、カウンター席が8つとテーブル席が2つ、バーカウンターにはお酒とヘッドホン、大量のレコードが置いてあります。
このヘッドホンはお願いすると貸し出してくれます。また、お酒の注文はタブレットの台のQRコードを自分のスマホで読み取って行います。普通に読み取ってもだめで、四苦八苦していると、となりの親切なお客さんがGoogleレンズを使うことを教えてくれました。この注文のおしながきの中には、ヘッドホンも入っていて、その親切なお客さんは、その場でヘッドホンを買っていました。通常だと59800円なので、ここだと4000円ほど安く買うことができます。
今回お借りしたのは、『Historic Phone』シリーズで通常価格だと75900円もするもの、このシリーズのコンセプトはハウジングにあり、サスティナブルな価値を見出すべく、ウィスキー Ichiro’s Maltにブレンドされている秩父原酒で使われたオーク樽の廃材を使っているところ、そのハウジングには、天使がグラスをもったモチーフが刻印されており、これは、ウィスキーを樽で熟成させる際に、原酒の量が少しずつ減っていく現象を「Angel’s Share(天使の分け前)」と呼んでいることから着想しています。それ以外にも、ドライバーユニットに、群馬県繊維工業試験場と共同で開発したシルクを使ったコーティングを施したり、製造は、高崎芸術劇場の道向かいにある㈱トクミというヘッドホンのODMメーカーで行っていたりと、とんでもないこだわりの粋が詰まっています。これを、テーブルしたにある、アンプのジャックにさして、レコードを楽しみます。
たまたまなのか、多胡さん本人がいらっしゃって、お客さんのリクエストを訊いたりしながら、いろんなレコードをかけてくれます。ちょうど、来ていたお客さんが1975年の懐メロ、太田裕美の「木綿のハンカチーフ」をリクエスト、一瞬、それは無いかもしれないという空気が流れましたが、お店の奥にまで探しにいってくれて、見事に発見。驚きの歓声で盛り上がりました。
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