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高崎ちかごろニュース「第29回 みさとホタル祭り」2023.6.25

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 箕輪城跡の南側の水の手曲輪にある蛍峰園および、法峰寺参道では、第29回 みさとホタル祭りが開催されました。 天台宗 法峰寺は857~858年に立石寺を開創した慈覚大師円仁によって創建されたと伝わり、鎌倉時代後期の石塔といったものも残っています。箕輪城築城時には曲輪をつくるため一時、箕郷文化会館付近(2キロほど離れている)に移されたのですが、箕輪城主が井伊直政に代わり、高崎に移ったことにより慶長3年(1598)ここに再度、戻りました。中興の祖は天海大僧正とされ、境内には観音堂があり、宝暦4年(1754)本堂の再建とともに建設され、群馬郡観音霊場の札所として信仰を集めました。例年4月8日には「花まつり」とともに「法峰寺観音堂祭」が行われます。 ホタルまつりのこの日は境内への立ち入りは禁止となっていました。 蛍峰園(けいほうえん)はちょうど、城で使う大切な水が湧き出していた、水の手曲輪の跡にあり、観音堂の下段あたりからの湧き水を利用した蛍の飼育場となっています。 アジサイも、そろそろ終わりですこし寂しくなっていました。 マスのつかみ取りで、子供たちは大はしゃぎ、この迫力に、マスは、酸欠状態でどんどん気を失って、プカプカ浮いてくる始末。恐るべし、ちびっ子。これ以外も箕輪城太鼓、獅子舞といったイベントが開催されるとのことでした。 蛍が飛び始めるのは夜の8時ごろ、さすがに、そこまでは待てないので、子供たちのホタルの絵を眺めて帰ることとしました。